姿勢ついて

サックスを演奏する際の姿勢は深い呼吸ができるか?リラックスしてるか?という点において重要です。もちろん背筋は伸びていたほうがいいのですが、あまりピンと張りすぎても体が固くなり、重心が上に移動してしまうので気をつけなければなりません。よく私がいうのは椅子に腰掛けて、すぐに立ち上がれる状態です。ですから、若干前傾姿勢ですね。

呼吸法について

サックスを吹く上での呼吸法は当然の事ながら『腹式呼吸』です。肺というのはただの袋ですのでかってに動きません。肺の入っている胸腔は肋骨周りの筋肉と横隔膜で構成されていて、息を吸うためには、肋骨を拡げげるか、横隔膜を下げるしかない。横隔膜を使って内蔵を前方へ突き出るように動かすと、空いたスペースに肺が(背中側に)降りてきて肺を縦に伸ばします。つまりお腹を前に出すように吸う訳です。そして膨らんだお腹は自然ともとに戻ります。それを利用して息を吐き出す訳です。
ですから吸った時にお腹が出て、吐く時に凹む訳です。注意点としては吐くときに一気にプッシュしないことです。じわじわと支えながら腹筋を使って一定にゆったり吐きましょう。プッシュでなくキープ、ホールドのイメージです。

アムブシュアについて

マウスピースの咥え方をアムブシュアといいます。アムブシュアは非常に重要とも言えるし、誤解を恐れずに言うなら私はあえて『ルールさえ守っていればどうでもいい』とも言えるのではないかと思います。一般にとアムブシュアには大きく3つのスタイルに分けられるでしょう。
1、シングルリップ(シンリップ)
2、ファットリップ
3、ダブルリップ
それぞれの違いや特徴、メリット、デメリットはこちら→Youtube

舌の位置について

舌の位置はサックスを吹く上に置いて私は非常に重要と考えます。ここで正確な説明が難しいのと言葉のみでは誤解を生むといけないので詳細な説明は別の機会に譲りますが、国内の教本には舌のポジションの重要性に触れていないどころか、誤った記述をされていることさえ見受けられます。これはサックスが『どのようなメカニズムで音を生み出しているか』をきちんと考察していけば誰にでもわかるようなことなのですが、イマイチこの点に関しては普及している教本は不十分であるといわざるを得ません。下はリードの先端に息を当てるための照準器のような役割をしているのです。リードの先端ギリギリまで息の流れを誘う必要があるのです。

喉の状態について

よく『喉を開きなさい』と言われて不自然に喉を開こうとするあまり、力んだり舌根が下がってしまってピッチが下がったりという方が見受けられます。私としては『開いてた方がいいが、リラックスしてほっとく』のがいいかと思っています。息の圧力で自然に広がるというくらいがいいかと思います。大事なことは『開く』ことより『気道で響かせる』のを意識することと思っています。

フィンガリング(運指)について

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ウォーミングアップについて

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チューニングについて

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オーヴァートーンについて

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リアルトーンについて

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サブトーンについて

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タンギングについて

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ダイナミクス(音量)について

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ピッチ(音程)について

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ベンドについて

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ヴィブラートについて

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ハーフタンギングについて

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オルタネイトフィンガリング(替え指)について

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